集塵装置付きグラインダー

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解体する一般木造家屋の外壁が、石綿含有吹付け仕上塗材(ここでは樹脂性のリシン・スタッコ・タイルなど)の場合の、集塵装置付のグラインダーの使用について、少しまとめてみました。 剥離剤が有効に効く樹脂性の吹付け仕上塗材は、「剥離剤併用手工具ケレン工法」が、比較的安価な工法の一つで、『隔離養生と同等の措置』として認められています。 ただし、どうしても、ケレンで取り切れないモルタルの凹凸部分に入り込んだ仕上塗材が、残ります。 そこで、この集塵装置付きグラインダーが活躍します。 普通のグラインダーだと、すぐ目づまりして使えませんし、機種によってはモーターが焼きついてしまいます。(高価な平面仕上げグラインダーが焼けてしまって、泣きました。) これだと、下地のモルタルまで一緒に、ストレス無く、除去できます。     

2019年08月07日